ユーコーコミュニティー横浜南支店では、外壁塗装の他にも防水工事も行っています。
屋根や屋上・ベランダなどに防水工事をすることで建物内に水が入ることを防いでくれる大切な役割を担っているんですよ。
そこで今回は、一戸建ての住宅のベランダ防水工事の相場やそんな防水工法があるのかを防水工事を担当している高橋が紹介していきましょう。
一戸建て住宅のベランダ防水工法と費用について
一戸建て住宅のベランダの防水工事の方法には、「FRP防水」と「ウレタン防水」の2種類あります。
FRP防水もウレタン防水は一般的な防水の工法なので、取り扱う業者も多く、失敗があまりありません。
そのどちらの工法も工期が短いことも一般的に多く普及されている理由の1つです。
①FRP防水
FRP防水の耐用年数は10~12年で、費用相場は10~15万円ほど。
②ウレタン防水
・密着工法
ウレタン防水の密着工法では、耐用年数が8~10年、費用相場は8~12万円ほどとなっています。
しかし、雨漏りをしている場合は密着工法は避けてください。
密着工法では、水分の逃げ道を確保することができないので、ベランダやベランダの内側の湿気や水分が行き場をなくします。
そのまま密着工法を行ってしまうと、後からウレタン防水が膨れて剥がれてしまうことも。
再度施行しなおさなければいけなくなってしまうので、余計な時間・費用をかけないためにも雨漏りをしている場合は通気緩衝工法を選びましょう。
・通気緩衝工法
ウレタン防水の通気緩衝工法では、耐用年数が10~15年と長く、費用相場は8~15万円ほどです。
雨漏りをしている場合には、密着工法ではなく、こちらの通気緩衝工法にて湿気の逃げ道を作って工事を行います。
FRP防水とウレタン防水のベランダ工事内訳
・FRP防水
FRP防水では、ポリエステル樹脂を施行箇所に塗り、その上からガラス繊維のマットで補強を行ってトップコート仕上げをします。
FRP防水・高圧洗浄・下地処理・下地補強・改修用ドレンの設置・廃材処分費・管理費・足場仮設・運搬費等の諸経費がかかります。
・ウレタン防水
ウレタン防水とは、ウレタン樹脂の防水材を床に塗装して紫外線から床を守ってくれるトップコート仕上げをする方法。
液状となっているので、複雑な形状をしている箇所にも施行をすることができ、綺麗に仕上がるのが特徴です。
ウレタン防水・高圧洗浄・下地処理・下地補強・改修用ドレンの設置・廃材処分費・管理費・足場架設・運搬費等の諸経費がかかります。
雨漏りをしていない場合なら密着工法、雨漏りしている場合は通気緩衝工法となります。
通気緩衝工法では、ウレタン樹脂の防水材を塗装する他に、脱気筒や通気緩衝シートを使ってベランダにある水分の逃げ道を作らなければいけません。
そのため、通気緩衝工法の場合には脱気筒設置費用も必要となります。
FRP工法・ウレタン工法に関わらず、ベランダの防水工事を行う場合、足場の費用が不要となるケースも多いでしょう。
一戸建てであれば、室内からベランダに入れますし、外からはしごをかけて出入りすることもできるからです。
しかし、はしごがかけられない場合やスペースがとれないという場合には、足場を作る必要がありますよ。
無駄なコストを抑えてメンテナンスを行いたいという場合には、外壁・屋根塗装と一緒に防水の工事も行うと足場代の節約ができるのではないでしょうか?
どちらの工法が向いているかチェックしよう
①ベランダや周囲が雨漏りしている
⇒ウレタン防水 通気緩衝工法
②洗濯物を干す用途以外にもベランダを利用したい
⇒FRP工法がおすすめ
③少し費用が高くなっても10年以上長持ちする防水が良い
⇒FRP工法がおすすめ
②、③どちらにも当てはまらない人は、ウレタン防水密着工法にすると良いでしょう。
・ベランダで洗濯物を干すだけならウレタン防水
ベランダに大勢が出入りしたり、あまり物を置かないのであれば、ウレタン防水でも充分な耐久性があります。
比較的安価に防水工事を行えることや複雑な形状をしているベランダにも施行できることがウレタン防水のメリットです。
しかし、重たいものを乗せたり熱を加えてしまうと劣化が早まってしまうので、外でBBQを行うような家庭では避けた方が賢明かもしれません。
・ベランダでガーデンニングやBBQを楽しみたいならFRP防水
ベランダでちょっとした家庭菜園やガーデンニングを行っている人は結構多いのではないでしょうか?
そのような家庭には、FRP防水がおすすめ。
この工法であれば、表面に肥料や火花が飛んだり、重たいものを乗せても傷みにくいので、安心してベランダでガーデニングやBBQを楽しむことができますよ。
硬くて丈夫なのが特徴なので、ベランダにベンチを置くことも可能です。
ベランダの防水工事を行う場合には、見積りを細かく記載してくれる業者から選ぶのがポイント。
また、見積りをする前に現地調査をしっかり行ってくれる企業を選ぶことをユーコーコミュニティー横浜南支店は推奨しますよ。