ユーコーコミュニティー横浜南支店の高橋です。
屋根塗装工事では、水性塗料ではなく油性塗料をすすめられることが多いでしょう。
それは、水性塗料よりも油性塗料の方が紫外線に強いことが理由です。
しかし、近年は耐久性に優れている水性塗料も増えてきました。
今回の記事では、屋根塗装工事におすすめの塗料をユーコーコミュニティー横浜南支店が紹介していきますよ。
塗料選びでお悩みの方は参考にしてみてくださいね。

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水性塗料と油性塗料の違いは?

・水性塗料
油性塗料よりも比較的費用が安いですが、耐久性は塗料によって異なります。
シンナーを使用せず水道水で希釈をするため、環境に優しく嫌な臭いが発生しません。
また、水で洗うことでハケやローラーを何度でも使用することができます。
危険物ではないので、引火性が低いことも特徴の1つです。

・油性塗料
水性塗料よりも比較的費用が高いですが、耐久性に優れています。
塗料用のシンナーを使用するため、塗装工事中はシンナーの臭いが発生してしまう塗料です。
塗料を使用した後は、シンナーに浸けておく必要があり、シンナーで洗わないとハケやローラーが固まって使えなくなってしまいます。
また、引火性が高い危険物に該当するため、保管方法が制限されてしまうことも特徴です。

このように、水性塗料と油性塗料では特徴が異なるので、使い分けるのがおすすめです。
塩害地域や庇がない屋根では油性塗料を使用した方が劣化しにくいでしょう。

水性塗料を屋根塗装工事に使う手も

屋根塗装工事では基本的に油性塗料を使用しますが、環境への影響が気になる方や、臭いが苦手な方は耐久性が優れている水性塗料を選ぶのも手でしょう。
最近では、水性塗料の耐久性も上がっており、屋根塗装に使えるものが増えてきました。
油性塗料に使われているシンナーは、大気を汚染してしまう原因の1つであるため、環境保護の点から水性塗料の技術開発が進められているのです。
このような環境問題やシンナーの臭いが気になる方・アレルギーがある方・小さなお子様がいらっしゃる方は、水性塗料を選んでみても良いかもしれませんね。

プロがおすすめする屋根の塗料3選!

屋根用の塗料はたくさん販売されているため、どの塗料を選べば良いか不安になりますよね。
ユーコーコミュニティーがおすすめする大手メーカーの塗料を水性と油性それぞれピックアップしてみたので、塗料選びの参考にしてみてください。

【水性塗料】
・水谷ペイント ルーフピアニ
水谷ペイントから販売されている「ルーフピアニ」は、水性塗料でありながらも油性塗料のような耐久性を誇るシリコン系塗料です。
独自のナノテクノロジーが使用されている塗料で、耐候性や耐汚染性に優れており、屋根に汚れが付着することも防いでくれるのが特徴です。
水性塗料でシンナーを使わないため、環境に易しく、嫌な臭いが発生しません。

費用相場:2,300円~3,500円/㎡
耐用年数:10~15年

【油性塗料】
・関西ペイント ルーフ2液F

関西ペイントから販売されている「RSルーフ2液F」は、油性のフッ素塗料です。
赤外線を反射する特殊な顔料が入っているので、遮熱効果があり、夏場に室内で涼しく過ごすことができるのが特徴です。
室内の気温が上昇するのを防いでくれるので、エアコンの効きが良くなり、エコな塗料でもあります。
しかし、この塗料は関西ペイントから認定されている施工店でしか塗装することができません。
ユーコーコミュニティーでは、この塗料を取り扱っていますので、興味がある方は気軽にお問い合わせくださいね。

費用相場:3,800円~4,800円/㎡
耐用年数:15~20年

・ジャパンカーボライン セラスタールーフ
ジャパンカーボラインから販売されている「セラスタールーフ」は、油性の無機塗料で非常に長持ちします。
フッ素塗料よりも耐久性が高く、紫外線に非常に強く、防カビ・防藻効果もある塗料です。
聞き馴染みのない塗料会社かもしれませんが、ジャパンカーボライン社は、自由の女神像や東京国際フォーラムなどの実績がある信頼できる大手メーカーです。
単価は高めですが、その分メンテナンス性に優れているため、長期的にみてコストパフォーマンスの良い塗料と言えます。
メンテナンスの手間を減らしたい方や日当りが良い立地に住んでいらっしゃる方、長期的に見てお得に塗装したい方にユーコーコミュニティーおすすめの塗料ですよ。

費用相場:4,300円~5,500円
耐用年数:20~25年

シンナーを使わず環境に易しい塗料を使いたい方は、水谷ペイントのルーフピアニを。
夏場に涼しく過ごしたい方は、関西ペイントのRSルーフ2液Fを。
コスパやメンテナンス性を重視される方は、ジャパンカーボラインのセラスタールーフを選んでみてくださいね。

 

屋根塗装工事に油性塗料をすすめる理由は、水性塗料よりも油性塗料の方が耐久性が高いからです。
しかし、最近では耐久性が高い水性塗料も開発されているので、用途に合わせて選ぶのも良いでしょう。
紹介した塗料から選ぶことをおすすめしますよ。