ユーコーコミュニティー横浜南支店の石原です。
タイル外壁は、高級感や耐久性に優れている外壁材です。
そのため、メンテナンスで耐久性の維持を目的と外壁塗装をする必要はありません。
しかし、そんなタイル外壁も経年劣化による色褪せや汚れなどの問題が後々発生します。
ユーコーコミュニティー横浜南支店がタイル外壁のメンテナンスについてを解説していきましょう。
タイル外壁は塗装メンテナンスが要らない?
外壁にタイルを選んだお宅では、ハウスメーカーの方に「タイルならメンテナンスで塗装の必要がありませんよ」と言われた人も多いのではないでしょうか?
確かにタイルは耐久性があるため、無理に塗装をする必要はありません。
しかし、外壁が経年劣化することで次第に色褪せや汚れが目立つようになるため、このような症状を防ぎたい場合には、タイル外壁だとしても塗装が必要です。
メンテナンスで塗装をすることで家の外観を綺麗に維持することができますよ。
また、タイルの目地にはコーキングがされています。
コーキングはゴムのようなものなので、タイルのように耐久性はありません。
そのため、築7年前後で目地が劣化してしまいます。
基本的には塗装メンテナンスが不要なタイル外壁ですが、劣化症状次第では外壁塗装をするのが理想でしょう。
タイル外壁のメンテナンス塗装の費用相場って?
タイル外壁に塗装をする際の費用相場は、使用する塗料によって異なります。
・シリコン
費用相場:2,300~3,500円/㎡
耐用年数:10~15年
・フッ素塗料
費用相場:3,800~4,800円/㎡
耐用年数:15~20年
・無機塗料
費用相場:4,300~5,500円/㎡
耐用年数:20~25年
また、アクリルやウレタン塗料といった耐久性が低い塗料は、耐用年数が短くコストパフォーマンス性に優れない塗料のためおすすめしません。
トータルで見た費用効果の高い塗料を選ぶことを横浜市のユーコーコミュニティーはおすすめしますよ。
タイル外壁の塗装の注意点って?
タイル外壁の塗装の際には、いくつかの注意点があるため紹介します。
・タイル用の塗料を使用する
タイル外壁に塗装をする際は、タイル外壁用の塗料を使用することが大切です。
塗料は、使用する外壁材によって使用する塗料がきまっています。
施工不良にならないためには、きちんとタイル外壁用の下地・塗料を使用してもらいましょう。
・クリヤー塗料を使用する
タイル外壁に塗装をする際は、色付きの塗料ではなく、クリヤー塗料を使用するのが一般的となっています。
時々色付き塗料でタイル塗装を希望されるお客様がいらっしゃいますが、色付き塗料をタイルに使用するのはおすすめできません。
色付き塗料をタイル外壁に塗ると、経年劣化した時に色褪せや塗料の剥がれが目立ってしまうからです。
クリヤー塗料であれば、塗装が剥がれたり色褪せする心配もありませんよ。
・プロに依頼する
また、クリヤー塗料を塗るだけならDIYしてみようかな?と考える方も意外といらっしゃいます。
しかし、外壁塗装は下地処理や使用する塗料などが細かく決まっているため、自分でDIYしようとすると失敗する可能性が高いです。
タイル外壁の塗装は特に難しいため、横浜市の専門業者に依頼しましょう。
外壁のタイルが浮いたり剥がれてきたら?
経年劣化が進むと、タイルに浮きや剥がれといった劣化症状が見られることもあります。
タイル外壁に浮き・剥がれが見られたら必ず補修を行ってください。
また、目地が劣化している際にはコーキングの打ち増しを行いましょう。
コーキングの打ち増し・打ち替え費用相場は、約700~1,200円/㎡となっています。
7~10年に1度を目安にコーキングの補修を行うことをユーコーコミュニティー横浜南支店はおすすめします。
タイル外壁の汚れを落とすだけなら?
タイル外壁の汚れを落とすだけであれば、わざわざ塗装をしなくても対策ができます。
外壁のカビやコケといった汚れが気になる場合には、外壁の洗浄を行いましょう。
・高圧洗浄
高圧洗浄機によって水圧で外壁の汚れを落とす方法です。
費用相場:200~250円/㎡
・バイオ洗浄
カビやコケが繁殖し、外壁が黒ずんでしまっている場合にはバイオ洗浄を行ってください。
バイオ洗浄剤を使うことで、汚れを根元から落として再発防止をすることができますよ。
費用相場:250~300円/㎡
また、この費用相場以外に足場代が20万円ほど必要になります。
洗浄のためだけに足場代を払いたくない場合は、屋根塗装と一緒に外壁の洗浄をしてもらうことで足場代を1つにまとめられてお得になるでしょう。
高所での洗浄作業は危険なのでプロに依頼することを提案します。
タイル外壁は耐久性が大変優れている外壁材です。
そのため、塗装によるメンテナンスの必要はありませんが、色褪せや汚れを防ぐためにはクリヤー塗装を行うことをおすすめします。
もし、汚れを落としたいだけであれば、高圧洗浄またはバイオ洗浄を行うだけで十分です。
目地のコーキングの補修は必ず定期的に行ってくださいね。