ガルバリウム鋼板も塗装が必要な建材!塗装のタイミングは?

ユーコーコミュニティー横浜南支店の佐藤です。
ガルバリウム鋼板は、ほぼメンテナンスフリーの外壁材だと言われることがあります。
確かにガルバリウム鋼板は非常に優秀な建材ですが、劣化しないわけではありません。
そのため、経年劣化した場合には、ガルバリウム鋼板にも塗装が必要です。
今回の記事では、ユーコーコミュニティー横浜南支店が、ガルバリウム鋼板を塗装する理由や相場費用などを詳しく紹介していきましょう。

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ガルバリウム鋼板に塗装をする理由とは?

ガルバリウム鋼板は、住宅に使用する建材の中で1、2番目に優秀な建材として有名です。
金属なので耐久性や防水性がありますが、紫外線や雨風によって次第に塗膜が劣化してしまいます。
塗膜が劣化すると錆が発生し、耐久性が落ちることも…。
ガルバリウム鋼板を使用しているアイジー工業の外壁材には、フッ素樹脂塗装が施されているため、耐用年数が20年間となっています。
そのため、20年間は塗り替えが不要ですが、経年劣化が見られるようになったら塗り替えをしなければいけません。
また、アイジー工業の屋根も同様に15~20年で塗装をする必要があります。

ガルバリウム鋼板の劣化症状って?

ガルバリウム鋼板の塗装の目安は、外壁・屋根の劣化症状を見て判断をしましょう。

・色褪せ
屋根や外壁の色褪せが目立つようになったら、それは塗装をする時期です。
「色褪せしているだけだからメンテナンスはまだいいか」と後回しにされる方が意外と多いのですが、初期の劣化症状のうちにメンテナンスをすることが大切です。
そのまま放っておくとひび割れや剥がれといった症状が起こり、水が侵入したり錆びたりする原因となってしまいます。
余計な修繕費をかけないためにも、この段階でメンテナンスをするのがユーコーコミュニティーのおすすめです。

・チョーキング
屋根や外壁を触ってみて手に粉が付くようなら、チョーキング現象が起きています。
紫外線などによって塗料が劣化することでこのチョーキング現象は起こり、次第に錆びが発生してしまいます。
錆びを発生させないためにも、チョーキング現象が見られたら塗装をするようにしましょう。

・コケ
塗膜が劣化して外壁や屋根にコケが付着している場合も、塗装をする目安の判断材料です。
ガルバリウム鋼板が湿気を含んでいる状態になっている証拠のため、塗装をしなければいけません。
建材自体が劣化してしまう原因となるため、日当たりの悪い場所は要チェックが必要です。

・錆び
ガルバリウム鋼板で見られる錆びの種類は3つあります。

①白錆び
高温多湿な環境や海沿い地域で発生しやすいのが白錆び。
白い斑点ができている場合には、それは白錆びです。
ひさしの下や軒天などの雨が当たりにくい場所に発生しやすいです。

②赤錆び
ガルバリウム鋼板は、傷に強い建材のため、少しくらいの傷であれば錆びないようにできています。
しかし、深く傷がつくと赤錆びとなり、錆びた部分から錆が広がってしまいます。

③もらい錆び
ガルバリウム鋼板に白錆びや赤錆びが発生していなくてももらい錆びをすることもあります。
錆びた金属とガルバリウム鋼板が触れあってしまうとそこから錆が発生し、広がり兼ねません。
屋根の上に雪止めを設置しているような家の場合には、もらい錆をしないように注意が必要でしょう。

ガルバリウム鋼板に塗装をする費用相場は?

ガルバリウム鋼板は15~20年前後持つ建材ではありますが、劣化症状が見られたら塗装をしてください。
屋根・外壁それぞれ30坪の家を想定した塗装の費用相場を紹介しましょう。

・屋根(80㎡)
①ウレタン
費用相場:40~45万円
耐用年数:5~10年

②シリコン
費用相場:42~50万円
耐用年数:10~15年

③フッ素
費用相場:55~70万円
耐用年数:15~20年

④無機
費用相場:63~80万円
耐用年数:20~25年

・外壁
①ウレタン
費用相場:70~110万円
耐用年数:5~10年

②シリコン
費用相場:80~125万円
耐用年数:10~15年

③フッ素
費用相場:90~140万円
耐用年数:15~20年

④無機
費用相場:110~165万円
耐用年数:20~25年

それぞれ、塗料の種類によって費用や耐用年数は異なります。
自分があとどのくらいその家に住むかやメンテナンスの頻度などを考えて塗料を選びましょう。

ガルバリウム鋼板を塗装してもらうなら…

ガルバリウム鋼板を塗装する際の注意点は2つ。

・丁寧に下地処理をしてもらう
下地処理を綺麗に行わないと、施工不良になることがあります。
見積書に下地処理の料金が含まれているか確認しましょう。

・施工実績がある業者へ依頼する
ガルバリウム鋼板を塗装する際は、適切な塗料を使用しなければいけないため、塗装実績がある業者に依頼してくださいね。

 

ガルバリウム鋼板は耐久性があり、耐用年数が長い優秀な建材です。
しかし、経年劣化で塗料が色褪せたり錆びてしまいます。
劣化症状が見られる15~20年を前後に塗装をしてください。
適切な時期に塗装をすることで家が長持ちしますよ。

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