ユーコーコミュニティー横浜南支店の石原です。
外壁塗装には、アクリル塗料やフッソ塗料など様々な種類がありますよね。
最近では、扱いやすくて価格もリーズナブルなことからウレタン塗料が人気となっています。
では、ウレタン塗料はどんな特徴を持っているのでしょうか？
今回の記事では、他の塗料と比較したウレタン塗料の特徴をユーコーコミュニティー横浜南支店が紹介していきます。
ウレタン塗料って？
外壁塗装で使用する塗料は、主に5種類。
アクリル塗料＜ウレタン塗料＜シリコン塗料＜フッ素塗料＜無機塗料のように
、グレード分けされています。
価格と耐用年数もグレードに比例して上がっていきます。
塗料の中で一番費用が安いのはアクリル塗料ですが、耐用年数が短いことから外壁塗装時にはほとんど使用されていません。
そのため、外壁塗装の際にはウレタン塗料がお手頃かつ実用的な塗料と言えるでしょう。
とても扱いやすく、幅広い外壁材への仕様が可能なため、近年DIYでも使われている塗料でもあります。
ウレタン塗料のメリットって？
ウレタン塗料の特徴を知ることは、塗料選びの時にも役立ちます。
①リーズナブルに外壁塗装ができる
ウレタン塗料の一番の特徴と言えば、価格を抑えて外壁塗装ができることです。
・ウレタン塗料
耐用年数：8～10年
費用相場：70～110万円
・シリコン塗料
耐用年数：10～15年
費用相場：80～130万円
・フッ素塗料
耐用年数：15～20年
費用相場：90～140万円
・無機塗料
耐用年数：20～25年
費用相場：110～170万円
このように、比べるとウレタン塗料がいかに安価に塗装ができるか分かります。
耐用年数こそ他の塗料よりも長くありませんが、費用は抑えることができるので、耐用年数よりも価格を重視したい方におすすめです。
②ヒビ・傷に強い
ウレタン塗料は、ヒビ割れや傷に強く、樹脂が柔らかいので密着性に優れており、地震で揺れたとしても塗膜が割れにくいです。
金属やモルタル外壁は、伸び縮みがしやすい外壁材のため、ウレタン塗料を使用することで欠点をカバーできますよ。
③美しい光沢があり、上品な質感に仕上がる
ウレタン塗料は、きれいな光沢が特徴で、リーズナブルな塗料でありながら高級感のある質感に仕上げることができます。
その光沢の美しさは、フローリングや高級家具にも使われているほど。
高級感のある上品な仕上がりを希望する方におすすめですね。
ウレタン塗料のデメリットって？
メリットの多いウレタン塗料にもデメリットはあります。
メリットだけでなく、デメリットもきちんと知ることで塗料選びがしやすくなりますよ。
①紫外線影響で変色する
ウレタン塗料は、他の塗料に比べて変色してしまうことが多いです。
ウレタン塗料に含まれる成分の「イソシアネート」は、紫外線影響を受けやすいため、劣化が始まると黄色く色が変わってしまうのです。
必ず色が変わるとは言えませんが、他の種類よりもなりやすいのは明らかなので覚えておいた方がよいでしょう。
もし、変色するのを避けたいのであれば、ウレタン塗料ではなく、シリコン塗料やフッ素塗料を選ぶことを提案します。
②耐用年数が短い
最初にも紹介したように、ウレタン塗料は耐用年数が短いです。
8～10年程の耐用年数なので、一番耐用年数の長い無機塗料と比較すると耐用年数が半分以下しかありません。
そのため、「メンテナンスの手間を減らしたい」、「塗装を長持ちさせたい」という方は、外壁塗装の際にウレタン塗料よりも高いグレードの塗料がおすすめです。
ウレタン塗料をおすすめできるパターン
これまでメリット・デメリットを見てきましたが、どんな人にウレタン塗料がおすすめなのか紹介します。
①予算を抑えて再塗装したい方
外壁塗装の時期だけどあまり予算がない…という方には、やはりウレタン塗料がおすすめ。
外壁塗装の際にはシリコン塗料を選ぶ方が多いですが、ウレタン塗料であれば費用相場にして10万円程安く外壁塗装ができるしょう。
少しでもコストを抑えたい人は、ウレタン塗料を選んでみてください。
②外壁の色をこまめに変えて楽しみたい方
「外壁の色をこまめに塗り替えたい」という方の場合、耐用年数が長い必要はありません。
耐用年数が長い良い塗料を選んでも、またすぐに再塗装をするのであれば、もったいないですよね。
また、様々なカラーの塗料が販売されている点からも、ウレタン塗料はおすすめです。
③耐用年数が10年なくても良い方
再塗装をしてから10年以内にその家に住まなくなるのが決まっているケースにも、ウレタン塗料はぴったりでしょう。
今後、二世帯住宅に住む予定があり、10年以内に引っ越す…といった場合には、ウレタン塗料で外壁塗装すると良いかもしれませんね。
ウレタン塗料は、耐用年数が短いものの、安価に外壁塗装ができます。
メリットの多い塗料でもあるので、特徴を活かし納得のいく外壁塗装をしましょう。
