ユーコーコミュニティー横浜南支店の高橋です。
外壁の中で最もメンテナンスが要らない外壁材と言えば、本物の煉瓦でしょう。
総煉瓦の住宅はフルブリックと呼ばれていて、日本においては輸入住宅などで本物の煉瓦を使用される方がいらっしゃいますね。
今回の記事では、煉瓦の家の特徴とメンテナンス性についてをユーコーコミュニティー横浜南支店が解説しましょう。

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本物の煉瓦の家って?

近年、おしゃれな煉瓦の家に憧れて煉瓦風のタイルや煉瓦風デザインの窯業系サイディングなどを使った家が人気となっていますよね。
今回紹介するのは、煉瓦風の外壁ではなく本物の煉瓦を使用した家についてです。
本物の煉瓦を使用した家は、時が経って劣化したとしてもそれが味わいとなるのが魅力でもあります。
また、温かみもあり海外風のおしゃれな家になることから煉瓦の家に憧れている方も多いでしょう。
そんな煉瓦の家は、ほぼメンテナンスフリーです。
サイディングなどは何度も塗装工事をしなければなりませんが、煉瓦の家は塗装の必要がありません。

煉瓦の家の強み

煉瓦の家は、外壁が劣化しにくいことやもし劣化してしまったとしてもそれが味わいとなるのが強みで、他の外壁材にはないメリットと言えるでしょう。
熱が内部に伝わりにくいため、夏は涼しく冬は暖かく快適に過ごすことが可能です。
さらに、汚れにも強くカビが発生しにくいことも魅力です。
せっかくのオシャレな煉瓦がカビるということはまずないでしょう。
紫外線や雨にも強く、耐火性に優れているので、とにかく良いこと尽くめの外壁材となっています。
ほぼメンテナンスフリーで、メンテナンスを行ったとしてもはモルタルの防水のみなことも煉瓦ならではのメリットですね。
外壁が劣化することはないので、煉瓦の家は100年持つと言われていますよ。

煉瓦の家の注意点

煉瓦の家には、強みがたくさんありますが、注意点も見ていきましょう。
煉瓦の家には2種類の工法があり、積み上げ工法ではその丈夫さが仇となる場合があります。
それはリフォームをしたくてもできない…ということです。
積み上げ工法は、一段ずつ煉瓦を積み上げモルタルで固めながら家を作っていくため、部分的に剥がしたりすることが難しいのです。
将来、リフォームをしようと思ってもできないことが煉瓦の家の注意点と言えるでしょう。
煉瓦の家が好きでリフォームするつもりはない…という方に煉瓦の家はおすすめです。
また、施工業者が少ないことも注意点となっています。
ほとんどの家で、今はサイディングボードを使用しているため、煉瓦を施工できる職人があまりいないのです。
さらに、煉瓦の家を作るまでは時間がかかるため、工期が長くなりその分人件費もかかります。
平均費用は坪単価70万円~なので、30坪の家で2,100万円はかかることを覚悟しなければなりません。
導入コスト・リフォーム問題を突破できるならメリットがたくさんあるおすすめの外壁と言えます。

日本で使われている煉瓦って?

日本で「煉瓦造り」と言われている家では、本物の煉瓦ではなく煉瓦タイルを使っていることが多いです。
煉瓦よりも加工しやすいですが、耐久性が劣ります。
日本でも輸入住宅などでは、本物の煉瓦が使用されていることがあります。
本物の煉瓦はコストがかかりますが、重厚感がありおしゃれな印象に仕上がるのが特徴です。
もし、煉瓦の家を検討するのであれば、本物の煉瓦を使用するのか、煉瓦タイルを使用するのかをきちんと業者の方に確認してくださいね。

煉瓦の積み上げ方による特徴の違い

・煉瓦を自由に配置したいなら
煉瓦の色や置き方を自由に配置したいという方には、湿式工法がおすすめです。
ベースとなる外壁にモルタルで下地を作り、煉瓦を貼り付けていく方法です。
モルタルを大量に使用し、乾かしながら家を作っていくので、工期が長くなってしまうのが特徴。

・統一感のある配置をしたいなら
統一感のある配置がしたい方におすすめなのは、乾式工法です。
ベースとなる外壁にレールを作り、レールに沿いながら煉瓦を貼り付けていきます。
隙間をモルタルで埋めるだけなので、湿式工法より工期が短く、モルタルの使用量が少なく済むのが特徴です。

どんな人におすすめなの?

・防音性・耐震性・耐熱性・蓄熱性・防汚性・デザイン性・メンテナンス性に優れた家がほしい人
・初期費用はかかってもメンテナンス費用をかけたくない人、手間をかけたくない人
・リフォームの予定がない人
・長く大切に家に住みたい人

このような人に本物の煉瓦を使用した家がおすすめだとユーコーコミュニティーは思います。

 

本物の煉瓦を使用した家は、ほとんどメンテナンスが不要です。
メリットが豊富で、とてもおしゃれな外観に仕上がるので、洋風な家が好きな方にもぴったりでしょう。